2024年12月19日 10時00分
株式会社YE DIGITAL(代表取締役社長:玉井裕治)が提供する、飼料タンク残量管理ソリューション「Milfee(ミルフィー)」は、2022年7月の提供開始から2年4カ月(2024年11月末)で、1,057農場へ導入されました。
報道関係者各位
2024年12月19日
株式会社YE DIGITAL
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飼料タンク残量管理、2年で1,000農場以上に導入!
「2024年問題」 「飼料流通の合理化」が後押し
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株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区、代表取締役社長:玉井裕治、以下、YEデジタル)が提供する、飼料タンク残量管理ソリューション「Milfee(ミルフィー)」は、2022年7月の提供開始から2年4カ月(2024年11月末)で、1057農場へ導入されました。
■加速する「Milfee」の導入
提供開始から2年4カ月で1,057農場に導入
飼料流通の合理化が後押しして導入加速‼
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「Milfee」の導入は、提供開始から1年後の2023年7月時点で、すでに382農場に導入。その後も導入は加速し、2024年11月末時点では1057農場に導入されました。
■飼料流通の合理化を目指し「Milfee」の導入が加速!
2024年4月から働き方改革関連法(2024年問題)による時間外労働の上限規制が適用され、ドライバー不足や物流の停滞といった「運びたくても運べない」危機的な状況が生じています。このため、飼料メーカーや飼料販売会社、運送会社は、飼料流通の合理化を目指し、「Milfee」を積極的に導入。北海道や九州などで本格的に配送効率化の取り組みが始まっており、全国的に「Milfee」の導入が広がっています。
また、2024年3月に提供を開始した飼料流通合理化を支援する「Milfeeデリバリー」や飼料発注業務を効率化する「Milfeeオーダー」も後押しとなっています。
■畜産農家の労働負担軽減とデータ活用で「Milfee」の導入も進む
畜産現場での高齢化や後継者不足といった課題を解決するために、「Milfee」は開発されました。飼料タンク昇降の危険作業からの解放、作業の効率化、労働負担軽減を目的として畜産農家に「Milfee」が導入されています。また、豚や鶏の飼料の減り具合(食下量)をデータで把握したいという畜産農家からの要望もあり、「Milfee」の導入が進み「Milfee」で取得したデータを活用することで、より効果的な飼料管理が実現されています。
導入事例(一部)
●宮崎県の黒豚農場「キリシマドリームファーム株式会社」
「Milfee」を2農場57タンクに導入。これまで飼料タンクの上り下りをしながら残量を確認していた作業が、月12回から1回に減少し、月42時間の削減を実現しました。DX推進により、黒豚の肥育管理が効率化されました。今後もDX化を進め、黒豚の育成に専念できる環境を整えていく予定です。
●岩手県の養豚農場「株式会社アーク」
「Milfee」を3農場96タンクに導入。これまでタンクをハンマーで叩いて飼料を平らにし、スリット(透明な窓)を覗いて確認していた作業を、勘やコツに頼らない飼料残量の見える化により効率化しました。残量確認の精度向上により、適正な飼料発注と労働時間の削減(約15時間/月)を達成。今後は他農場への展開を通じて、さらなる業務効率化と経営改善を目指しています。
■飼料タンク残量管理ソリューション「Milfee」とは
農場に設置されている飼料タンクの蓋の内側に「Milfee」端末を取り付けることで、クラウド上で畜産農家、飼料メーカー、運送会社それぞれが、飼料残量を確認できるようになります。これにより、飼料残量の巡回確認不要、直前発注の削減、飼料製造・輸送の効率化など、畜産のDX化を実現します。
飼料輸送の効率化を実現する「Milfeeデリバリー」は、「Milfee」で得たタンク内の飼料残量データを活用し、輸送エリア内にあるタンク残量を見える化。最適な輸送ルートを表示します。
飼料発注業務を効率化する「Milfeeオーダー」は、「Milfee」で得た飼料残量データを活用して平均消費量を算出し、残量設定値になるまでの日数を予測。その予測結果から、「いつ」「どのタンクで」「どのくらいの量」の飼料を補充したらよいかをお知らせします。
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YEデジタルはDXによる農畜産業の効率化を目指し、『未来の子どもたちも国産の農畜産物が食べられる世界を残したい』という夢を実現するために、「Milfee」を通じて、持続可能な農畜産業の実現に寄与していきます。
そのためには、「農畜産業をもっとよくしたい」という共通の意志を持つ様々な分野との協力が不可欠です。農畜産業に関わる企業や異業種との連携を深め、この夢を実現していきます。
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