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2013年10月11日 13時12分

もっとも愛されている日本企業はソニー、シャープ、パナソニック―「世界でもっとも愛されている企業トップ100社」調査発表

APCO Worldwideのグローバル世論調査会社であるAPCO Insightは、もっとも愛されている企業トップ100社を本日発表しました。
Washington, DC, 2013年10月11日 11時10分 - (JCN Newswire) - APCO Worldwideのグローバル世論調査会社であるAPCO Insightは、もっとも愛されている企業トップ100社を本日発表しました。もっとも愛されている企業トップ100社のうち10社の本社は日本にあり、日本企業の中でもソニー、シャープおよびパナソニックは上位にランク入りしました。ソニーは第4位で、トップ10社入りした唯一の日本企業です。また、全日本空輸が、航空会社としては世界で唯一、トップ100社に入りました。

企業評価のベースにはAPCO独自のEmotional Linking (SM)モデルが使われ、8つの観点から消費者のブランドへの愛着を測定し、企業が消費者の期待を理解するのに役立つロードマップを、実際の施策に移しやすい方法で提供しています。トップ100社入りした他の日本企業には、ソフトバンク、日立、ブリヂストン、トヨタグループ、キャノン、日産自動車などがあります。

「最高のブランドとは、消費者にゆるぎない強い愛着心を抱かせるブランドです。」と、APCO Insight社長のBryan Dumontは述べます。「Emotional Linkingモデルが、消費者の購買選択を的確に予測するツールとして機能するだけでなく、企業が消費者のブランドに対する愛着心をさらに強化するためにキャンペーンツールの見直しを行う際に役立つ、卓越した手段であることも証明されました。」

このランキングは、世界の大手企業ブランド600種以上について、世界の主要市場15か国で70,000人に対して行ったグローバルアンケート調査など、10年にわたる調査プロジェクトの成果です。Emotional Linkingモデルでは、効果的なブランドコミュニケーションに欠かせない8つの感情を識別します。この8つの不可欠な感情とは、 理解、親しみやすさ、関連性、憧れ、好奇心、アイデンティティ、自信、およびプライドです。

「我々は何十年も前から、感情がブランドの選択を左右することを知っていました。しかし、なぜそれが重要なのでしょうか?我々はどの感情が企業ブランドの最終利益に影響するかを知る必要があります。そしてAPCO Insightはついにその秘密を解き明かしました。」と、Grey Advertising元マーケティング最高責任者のNancy Bachrachは述べます。「APCO Insightは、どの感情がブランドの最終利益に影響しているかを、業界別、ターゲット別、ブランド別に定量的に測定しました。」

主要業界の動向

-- 技術(デバイスおよびウェブサービス)では、すべての感情の中で「関連性」が特に高いパフォーマンスを上げていました。この分野での成功とはつまり、人々にとって、ブランドが自分によく「フィット(合致)」しており、気持ちを代弁し、生活の中で意味のある役割を果たしていると考えられるということです。一方、コンピュータ業界は他の分野と比較して「好奇心」のパフォーマンスがよくありませんでした。つまり、この業界にはもっと消費者の関心を引く努力をする余地があります。

-- 小売では、「親しみやすさ」のパフォーマンスが特に高く、人々は業界のすべてに関して利用しやすいと感じています。反対に、「プライド」のパフォーマンスはあまり高くありません。人々がブランドと関係付けられたいと感じる時には、企業の「プライド」の得点が高くなります。

-- 外食は全般的に親しみやすいと考えられていますが、「自信」のパフォーマンスはあまり高くありません。「自信」とは、消費者が確信を持ち、自分が正しいと思うことと定義されています。

-- 食品および飲料加工は、「プライド」の浸透のパフォーマンスが最高でした。この業界では他の感情と比べて、「好奇心」と「自信」のパフォーマンスが高くありませんでした。

Emotional Linkingモデルと企業ブランド調査手法について詳しくは、 www.apcoinsight.com/emotionallinking をご覧ください。

APCO Worldwideについて

1984年に設立されたAPCO Worldwideは、グローバルコミュニケーション、ステークホルダー・エンゲージメント、およびビジネス戦略を専門とする独立系企業で、世界で30以上の都市に事務所があります。当社では、従来の考え方を見直し、変化の激しい世界の中でクライアントが成功するのに役立つ施策のヒントを引き出します。利害関係者は我々の活動の中核です。関係者との深い関係から得た知見を、常に従来の枠を越え、将来を見据えた創造性の高いソリューションへと変換します。APCOのクライアントには、大規模多国籍企業、事業者団体、政府自治体、NGO、教育機関などがあります。当社は従業員と女性が過半数を所有する企業です。さらに詳しい情報については、 www.apcoworldwide.com をご覧ください。

APCO Insightについて

APCO InsightはAPCO Worldwideのグローバル世論調査コンサルティング会社で、コミュニケーション、関係者の参画、およびビジネス戦略の情報を提供するため、洗練された定性的・定量的調査手法を展開しています。APCO Insightには70か国以上での経験があり、世界の大手企業、協会、公共セクター組織などと協業して、信頼性の高い調査データを実行可能な推奨内容へと変換し、クライアントが関係者の参画を促し成功を達成できるようにしています。さらに詳しい情報については、 www.apcoinsight.com をご覧ください。

写真へのリンク: http://media.marketwire.com/attachments/201310/66991_apco.jpg

日本語に翻訳するキャプション:「APCOのEmotional Linking調査によるもっとも愛されている企業トップ100社」

Adam Williams
メディア広報責任者
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