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2024年11月08日 00時02分
CNN

CNNICがグローバルマーケティング担当者を対象にブランド調査を実施

CNNICはこのたび、データおよびインサイトのコンサルティング企業MTMと共同で、世界の12市場における1,090名のシニアマーケティングリーダーの意見に基づく調査を実施し、その結果をまとめたホワイトペーパーを発表しました。
ビジネス・経済
東京, 2024年11月7日 - (JCN Newswire) - CNNインターナショナル・コマーシャル（CNNIC）はこのたび、データおよびインサイトのコンサルティング企業MTMと共同で、世界の12市場における1,090名のシニアマーケティングリーダーの意見に基づく調査を実施し、その結果をまとめたホワイトペーパーを発表しました。このホワイトペーパーでは、長期的なブランド構築の成功と、消費者および顧客との強固な関係構築に必要な重要な要素を探ります。

進化する技術、不透明な経済状況、短くなる注意持続時間などの現代の課題に対処しつつ、ブランドは一貫性があり、説得力のある要素を維持しなければなりません。「Brand Power: Strategies for Instant Impact and Future Growth（ブランドパワー：即効性と将来の成長のための戦略）」では、今日のマーケティングで成功するために不可欠なマーケティングプラン、意思決定の推進要因、主要な要素について、グローバルのマーケティング担当者の考えを明らかにしています。

この調査では、マーケティングリーダーの考え方、戦略、優先事項に深く迫り、マーケティング担当者は、短期的な成果を求められる大きなプレッシャーに直面しつつも、長期的なブランド投資と説得力のあるストーリーテリングを優先しているという明確なメッセージが浮き彫りになりました。

CNNICのオーディエンス＆データチームは、さまざまな業界のメディアエージェンシーや広告主のリーダーたちにインタビューを行い、ブランドマーケティングを実行する上で最も効果的なニュアンスや戦略を評価しました。インタビューの対象には、CMO（最高マーケティング責任者）、VP（バイスプレジデント）、マーケティング部長、メディアディレクターなどが含まれています。本調査により、以下の傾向が明らかになりました。

ブランド構築がマーケティングの最重要目標である – 78%のマーケティング担当者が「ブランド認知度と評判の向上」を今年の最優先課題として挙げています。
ブランド構築は持続的なブランド価値と長期的な成長を保証する – 10人中9人のマーケティング担当者が、今後12カ月間にブランドキャンペーンを計画しています。
「Always-on」アプローチでブランドが常に意識される – 65%のブランドがブランドエクイティを強化し、長期的な成長を達成するために、Always-on広告を頻繁に活用しています。
パーパス志向のストーリー性のあるキャンペーンが中心となる – 81%のマーケティング担当者が、コミュニティ構築や環境・社会・ガバナンス（ESG）のテーマをマーケティング活動に取り入れる予定であると回答しています。
ニュースプロバイダーは依然として重要である – 91%のマーケティング担当者が、ブランド構築にニュースプロバイダーが不可欠であると回答しており、83%は、世界的な主要イベントや速報ニュースの際に広告を出すことがブランドイメージを損なうものではないと回答しています。
本調査には、日本のマーケティング担当者100名が調査対象に含まれました。日本市場の特徴として、以下のデータが明らかになりました。

短期的な利益を出さなければならないプレッシャーがかかる中でも、マーケティング担当者はブランド構築を最優先として位置付けています。73%のマーケティング担当者が「ブランド認知度と評判の向上」を2024年のマーケティングの最重要目標に挙げています。
マーケティング担当者は、長期的なブランド価値と成長を見据え、ブランド構築に投資しています。82%のマーケティング担当者が今後12カ月間にブランドキャンペーンを実施または強化する予定です。
Always-onアプローチでブランドが常に意識されています。61%のブランドが、ブランドエクイティ強化と長期的な成長のために「Always-on」広告を頻繁に活用しています。
マーケティング担当者は、ストーリーテリングやパーパス志向型のキャンペーンを通じてブランド構築を計画しています。ブランドマーケティング活動の一環として、環境・社会・ガバナンス（ESG）が最優先のテーマであり、多様性、平等、インクルージョン（DEI）やコミュニティ構築、デジタル変革/新技術の採用が続きます。
主要な国際イベントやニュース速報は、視聴者にとって重要なストーリーをマーケティング担当者が伝えるための良い機会となります。96%のマーケターが、ニュースプロバイダーはブランド構築に不可欠であると同意しています。また、94%がニュースイベントはブランドイメージを損なうものではないと回答しています。
本調査を担当し、制作にあたったCNNICのオーディエンス・インサイト・ディレクターであるジョー・テンザー（Jo Tenzer）は、次のように述べています。「マーケティング担当者は今日のビジネスにおいて最も革新的で挑戦的な役割を担うことが多く、この調査は業界の複雑さを読み解く一助となります。結果を見ると、ブランド構築が世界中の企業にとって不可欠な長期的な目標として認識されており、リーダーたちは、真に消費者を惹きつけるパーパス主導型のストーリーテリングを継続的に行う必要性をますます認識していることが明らかになりました。また、今日の溢れるほどの大量の情報の中で、国際的なニュースプロバイダーがブランドの信頼性と信用性を築く上で重要な役割を担い続けていることも明らかです」

この調査には、米国、英国、フランス、ドイツ、アラブ首長国連邦、南アフリカ、オーストラリア、日本、インド、シンガポール、韓国、香港からの参加者が含まれています。

「Brand Power: Strategies for Instant Impact and Future Growth」ホワイトペーパーの全文（英語）はこちらからダウンロードしていただけます。

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