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2012年09月06日 13時00分

ダイナカストが、 2013 年年始を目処に日本事務所の開設を計画

ダイナカストは、亜鉛、アルミ、マグネシウムの精密ダイカスト部品の世界的メーカーで、本社を米国に置き、世界20カ国に16の製造拠点を持つ世界最大級のダイカストメーカーです。この度当社は、2013年年始を目処に日本事務所を開設することとなりましたことを発表いたします。
CEATEC JAPAN 2012
Booth 8F76

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- ダイナカストは、亜鉛、アルミ、マグネシウムの精密ダイカスト部品の世界的メーカーで、本社を米国に置き、世界20カ国に16の製造拠点を持つ世界最大級のダイカストメーカーです。この度当社は、2013年年始を目処に日本事務所を開設することとなりましたことを発表いたします。

ダイナカストでは、日本は依然として新しい商品が生まれ決定権を保有する重要な役割を担う拠点であると見ております。今回の日本事務所開設の目的は、日本市場における既存顧客との繋がりをより強化すること、および新規顧客へのアクセスの強化です。

ダイナカスト全社員3,000人のうち日本人はわずか4人で、現在は全員Dynacast Singapore Pte ltd(シンガポール)に駐在しています。ダイナカストシンガポールが名目上の日本人窓口として対応し、出張での営業活動を展開してきましたが、案件の拡大に伴い、より顧客に近い位置でのサービス向上と新規顧客開拓のさらなる強化に乗り出す形となりました。

近年ダイナカストの海外拠点としてジャカルタ事務所(インドネシア)を開設し、日本の事務所はアジアでバンコク、ジャカルタに次ぐ3つ目の営業、サービス拠点となります。日本事務所の開設により、シンガポールの日本人チームの遠隔拠点として更なる日本人顧客に対するサービスの向上、ビジネスの拡大へと期待をしております。

近年の円高により顧客の海外調達海外生産のニーズは高まっており、ダイナカストシンガポールでは、ここ数年で約20社の新規顧客を獲得、いずれも立上げが完了し量産納入を開始しています。納入先は中国、フィリピン、タイなどいわゆる輸出のビジネスが大部分を占めています。得意とするマルチスライド技術に加え、インドネシア、バタム島の廉価な人件費の恩恵を受けて、高品質低価格を実現し、中国納品の部品も受注できている現状があります。

日本のユーザーにとっても大手メーカーの日本拠点が開設されることでよりアクセスが容易になり、海外調達計画の大きなアドバンテージとなることは間違いありません。

ダイナカストシンガポールの営業部長ニコラスコー氏は、「ダイナカストはここ数年日本のマーケットに対して積極的な営業活動を実施し、実を結んできた。今回の日本進出は更なるビジネス拡大のための大きな一歩になると確信している。」と語っています。

最近ではMIM(金属粉末射出成形工法)に独自工法を持ち込み進出するなどダイナカストの今後の動きに注目頂きたいと思います。


御問い合わせ、連絡先
ダイナカスト
井上 卓(Takashi Inoue)
セールスエンジニア(Sales Engineer)
tinoue@dynacast.com.sg
坂本 壮市(Soichi Sakamoto)
セールスエンジニア(Sales Engineer)
ssakamoto@dynacast.com.sg
+65 6268 7764


パーマリンク:http://www.businesswire.com/news/home/20120905007104/ja