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2012年08月27日 16時56分

BIOTRONIK、ESC Congress 2012で世界初のMR認可CRTデバイスにより、心不全ソリューションへのコミットメントを実証

革新的医療技術技術の製造をリードする企業のBIOTRONIKは、幅広いイノベーティブなMRI (磁気共鳴映像法)認可埋め込み型心不全装置を2012年8月25~29日に開催されたEuropean Society of Cardiology総会で紹介します。
BERLIN, GERMANY, 2012年8月27日 14時00分 - (JCN Newswire) - 革新的医療技術技術の製造をリードする企業のBIOTRONIKは、幅広いイノベーティブなMRI (磁気共鳴映像法)認可埋め込み型心不全装置を2012年8月25~29日に開催されたEuropean Society of Cardiology総会で紹介します。

最新のBIOTRONIK心臓再同期デバイスのLumax 740 HF-TとEvia HF-Tは、CRT-DとCRT-Pデバイスで、MRスキャン市場認可世界初の BIOTRONIKの革新的なProMRI(R)技術によりMRスキャンが世界で初めて市場認可されています。BIOTRONIK ProMRI(R)ポートフォリオには、Lumax 740 ICD、EviaおよびEstellaペースメーカーと互換リードが含まれていますが、心臓植込み装置利用患者が必要なMRスキャンを初めて利用できるようにしたことで、品質とイノベーションの新しい基準を設定しています。

European Society of Cardiologyによれば、ヨーロッパでは3000万人の心不全患者がおり、その傾向は依然増加しています。(1)米国のデータによれば、すべてのがんを合わせたよりも多くの患者が、心不全で入院しており、65才以上の患者の入院原因でもっとも多いものです。退院後6か月以内の再入院率は50%以上です。

Lumax 740 HF-TとEvia HF-Tデバイスでは、BIOTRONIKのHeart Failure Monitorが継続的で先進的な心不全モニタリングを可能にしています。BIOTRONIK Home Monitoring(R)は、患者の状態とデバイスデータを、毎日患者から医師に自動的に伝送する技術を使用しています。Heart Failure Monitorには、切迫した心不全を予測し、胸郭インピーダンス機能など、多くの設定があり、医師が入院を防ぐのに役立ちます。

「心不全患者は、65才以上の高齢者で、共存症をお持ちの方が多いです。」とWolfgang Bauer教授(ドイツのヴュルツブルク大学の心臓専門医で画像診断技術専門家)はコメントしました。「Evia HF-TやLumax 740などのデバイスを使用する際には、医師が患者をリモートでモニタリングするだけでなく、心不全患者の多くで必要になりがちなMRスキャンを受けられるようにするという明確なメリットがあります。」

BIOTRONIK CRTポートフォリオには、デバイスを補完し、医師が患者に最適なデバイスとリードの組み合わせを選べるようにする多くのMR互換リードとリードイントロデューサーが含まれています。BIOTRONIKのイントロデューサーシステムのSelectraは、植え込み手術中にシースの作動長を最大化し、取扱いの複雑さを最小化する完全統合止血弁付きのハブを合理化しました。親水性内被と低抵抗弁は、抵抗を減らし、リードの操作性を促進するように設計されています。

「心不全は一般的な健康問題となっています。」と、BIOTRONIK国際社長Christoph Böhmerは述べました。「弊社は、この病気を取り扱う医師のサポートをするために、最新型HF-Tデバイスなどの、革新的ソリューションの開発にコミットしています。」BIOTRONIKのCRTポートフォリオには、医師が各患者と適応症に最適な組み合わせを選択できるようにするProMRI(R)やBIOTRONIK Heart Failure Monitorなどの最先端技術が含まれ、BIOTRONIKは、心不全患者の未解決の問題を洗い出し解決して、継続的に優れた臨床業務を可能にするために、EchoCRT臨床試験などの歴史的な臨床試験に投資しています。」

ProMRI(R)について

ProMRI(R)は、ペースメーカー、ICDまたはCRT-Dを使用している患者が、MRIスキャンを受けられるようにします。BIOTRONIK ProMRI(R) Evia HF-TおよびLumax 740シリーズでは、MRIスキャン可能なCRTペースメーカーまたは除細動器が、初めて設計、テスト、認可されました。その結果、医師には、LumaxおよびEviaシリーズから最適な機器を選択できるユニークな機会が生まれ、患者に、MRIスキャンを利用して、可能な中でもっとも先進的な治療法を提供できるようになりました。

BIOTRONIK Home Monitoring(R)について

BIOTRONIKは、BIOTRONIK Home Monitoring(R)遠隔患者管理システムが2000年に初めて臨床適用されて以来、その進歩に取り組んできました。このシステムは、患者の仲介なしに、独立して、患者状況と機器状況の継続的な自動無線リモートモニタリングを行い、毎日更新することができる点で、ユニークです。TRUST2,3ランドマーク治験の結果、証明されたように、この技術により早期診療が可能になります。BIOTRONIKのHeart Failure Monitor がレポートする重要な臨床傾向データにより、医師は、患者の症状を明確にし、臨床処置を実施できます。現在、BIOTRONIK Home Monitoring(R)は、世界56か国の5,300以上の病院で幅広く使用されています。

European Society of Cardiologyについて

ESCは、臨床業務ガイドラインの作成や改訂、教育コースや施策の編成、特定の疾病分野でのヨーロッパ全体の調査など、さまざまな科学的・教育的活動を提供しています。グループは、世界最大の心臓学会のESC総会を主催しています。また、世界をリードする心臓病学ジャーナルの編集と出版をしています。

BIOTRONIK SE & Co. KGについて

BIOTRONIK は、世界でも有数の心臓血管系医療機器メーカーで、数百万個の機器の埋め込み実績を誇っています。全世界の従業員数は5,600人以上で、このグローバルスタッフを活かして100か国以上で営業を行っています。BIOTRONIKは、医療の世界に関する深い知識があることでも知られており、医師が直面する課題を評価し、診断から治療や患者管理まで、患者ケアの全段階で最善のソリューションを提供しています。BIOTRONIKとその成功の特徴は、品質、イノベーション、信頼性であり、全世界の医師と患者の皆様に信頼と安心をお届けしています。

詳しい情報は、BIOTRONIKブース(ESC: Hall B、#B2-C250)をお訪ねご覧ください。

詳しい情報については: www.biotronik.com

参照資料:
1 ESC Heart Failure Congress 2008.
2 Varma他, Circulation 2010, 122, 325-332.
http://circ.ahajournals.org/content/122/4/325.abstract
3 Varma他, Circ Arrhythm Electrophysiol 2010, 3:428-436.
http://circep.ahajournals.org/content/3/5/428.full.pdf

公表の際には、弊社にコピーを提供ください。

お問合せ先
グローバルお問合せ先:
Sandy Hathaway
グローバルコミュニケ―ション、シニアディレクター
BIOTRONIK SE & Co. KG
Woermannkehre 1
12359 Berlin
電話: +49 (0) 30 68905 1602
メール: sandy.hathaway@biotronik.com