2018年03月19日 11時29分
障害者の就労支援を中心にソーシャルビジネスを展開する株式会社ゼネラルパートナーズ
は、発達障害のある当事者92名を対象に、家族・親友・恋人など周囲の人へどれだけカミングアウトをしているのかに関て、しアンケート調査を実施しました。
報道関係者各位
2018年3月19日
株式会社ゼネラルパートナーズ
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~発達障害のこと、周囲にどれだけ伝えていますか?~
親・恋人には9割、親友には7割、友人・知人には4割
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障害者の就労支援を中心にソーシャルビジネスを展開する株式会社ゼネラルパートナーズ
(本社:東京都中央区、代表取締役社長:進藤均)は、発達障害のある当事者92名を対象
に、「障害のカミングアウト」に関するアンケート調査を実施しました。
■調査概要■
調査対象:対象:障害者 92名
調査方法:インターネット調査
■調査結果
2005年に施行された発達障害者支援法が2016年に改正されるなど、ここ10年ほどの間に、発達障害に対する社会的な認知は大きく進んでいます。
それに伴い、当事者にとっても、自身に発達障害があることを周囲へ伝えやすくなってきているものと思われます。
その結果、親や恋人に対して、自身に発達障害があることをカミングアウトしている人は90%を超え、ほとんどが伝えていることが分かりました。
同様に、親友に対しては68%、知人に対しては45%という結果になり、関係性のより深い相手に障害をカミングアウトしていることがうかがえます。
友人・知人などより関係性が深くない相手に対しては、「伝えても理解してくれないと思う」という不安の気持ちが強いことも分かりました。
また、カミングアウト後の相手との関係性については、いずれも「良くなった」「伝える前と変わらない」と回答した人が9割前後となっており、障害があることを伝えたことによって関係性が悪化した人は少ないようです。
一方で、障害への理解に対しては、いずれも3~4割が「障害を理解してくれていないと感じる」と回答しており、伝えることが必ずしも理解につながっていないことが分かりました。
理解してくれていないと感じる理由として、「できない要因を努力不足とされる」「ありのままを受け入れてもらえない」「『どこが障がい?』と聞かれる」といった声が挙がっており、発達障害の認知は広がってきましたが、本質的な理解という点では課題があるものと思われます。
【その他、詳細情報は以下のレポートをご覧ください。】
http://www.generalpartners.co.jp/downloads/【Release】発達障害者の障害カミングアウトに関する調査(家族・親友編).pdf
≪株式会社ゼネラルパートナーズについて≫
障害者専門の人材紹介会社として、2003年4月に創業。その後、「就職・転職サイト」
「障害別の教育・研修事業」「就労困難な障害者による農業生産事業」など、幅広い事業
を展開している。これまで就職や転職を実現した障害者の数は5,000人以上。
『誰もが自分らしくワクワクする人生』というビジョンのもと、今後は障害者に限らず、
不登校、ひきこもり、LGBTなど様々な不自由を抱える方々のサポートへ、ビジネスの領域
を広げていく。
会社名 :株式会社ゼネラルパートナーズ
本社所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋2-4-12 京橋第一生命ビル3F
代表者 :代表取締役社長 進藤均
業務内容:障害者専門の人材紹介事業、求人情報事業、教育・研修事業、農業生産事業、
調査・研究機関 など
URL :http://www.generalpartners.co.jp/
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社ゼネラルパートナーズ 広報担当:田島
TEL:03-3270-5573 FAX:03-3270-6600
Mail:media-pr@generalpartners.co.jp