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OTTAWA, ONTARIO, 2012年8月20日 10時45分 - (JCN Newswire) - Logic Non-Volatile Memory (LNVM) OTP IPコアの大手開発会社のSidense Corp.は、米国地方裁判所カリフォルニア北部管区が、訴訟で主張されているKilopass特許3件について、侵害がないという略式判決を求めるSidenseの動議を認可したことを、本日発表しました。裁判所は、良心的な陪審員の中で、Kilopassが主張する特許について、Sidenseが侵害している事実を見いだせなかったと、断定しました。このことはSidenseにとって明白な勝利であり、Kilopassが特許侵害に関する主張を陪審員に示すことは許されなくなります。

裁判所は、Kilopassが主張する特許のいずれについても、Sidense技術が侵害していない理由を、別々に3点提示しました。第1に、裁判所は、Sidenseが「第2ドープ半導体リージョンと直結するロー・ワードライン・セグメント」はないとの評決を下しました。裁判所は、Kilopassが、裁判所と米国特許庁に対して矛盾する立場を取ったと評決し、その結果、申し立ての範囲を否認しました。第2に、裁判所は、告訴されたSidense技術が、必要な「第1ドープ半導体リージョン」を持っていないと決定し、Sidense設計のSTI (shallow trench isolation)が、申し立て中の「ドープ半導体リージョン」と同等であるというKilopassの論拠を否定しました。最後に、裁判所は、申し立てに必要な「分離配置された関係」の第1および第2ドープ半導体リージョンが、Sidenseの設計になかったと結論づけました。Sidenseの勝訴には、これらの理由がひとつでもあれば十分ですが、Sidenseが侵害をしていないという3つの別々の理由を決定した裁判所の意見は、Kilopassが裁判所の決定に不服申し立てをする決定をする場合、Sidenseにとって、有利となるでしょう。

「弊社は、判事の決定にたいへん喜んでいます。この決定では、Sidenseに対するKilopassの特許訴訟にはメリットがないという弊社の長年の信念が立証されています。」と、Sidense社長兼最高経営責任者のXerxes Waniaは述べました。「この訴訟で弊社が正しいことを実証するために、弊社では多くの時間と費用を費やしました。」弊社では、この根拠のない訴訟にいつまでも活動を阻害され続けることを拒絶し、今回、汚名をすすぐことができました。」

Sidense Corp.について

Sidense Corp.は、追加マスクまたはプロセスステップを必要とせずに、標準論理CMOSプロセスに使用できるセキュアで高密度で信頼性の高い不揮発性のOTP (one-time programmable)メモリIPを提供しています。同社の革新的なワントランジスタ1T-Fuse(TM)アーキテクチャは、業界最小のフットプリント、最高の信頼性、および最小の消費電力LNVM (Logic Non-Volatile Memory) IPソリューションを提供しています。Sidense OTPには取得済みおよび申請中の特許が94件あり、多くのOTPとMTPアプリケーション内の、Flash、マスクROMおよびeFuseに、現場でプログラムできる代替ソリューションを提供しています。

Sidense SiPROM、SLPとULPメモリ製品は、230社以上のお客様の設計に組み込まれており、上は180nmから下は28nmまで利用可能で、20nm以下に拡張可能です。このIPは、大手半導体メーカーすべてと厳選されたIDMにより、採用されています。お客様は、アナログトリミングやコードストレージ、暗号キー(HDCP、WHDI、RFID、Chip IDなど)、医療、自動車、構成可能なプロセッサとロジックなどに、Sidense OTPを使用しています。さらに詳しい情報については、 www.sidense.com をご覧ください。

お問合せ先

メディアお問合せ先:
Susan Cain
Cain Communications (Sidense担当)
電話: +1-503-538-2747
メール: scain@caincom.com

Jim Lipman
Sidense
電話: +1-925-606-1370
メール: jim@sidense.com

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