2012年05月30日 21時27分
Cortina Systems

CortinaのPONイノベーションにより、急成長中の10G EPONおよびEPON/GPON市場での採用を加速化

SUNNYVALE, CA, May 30, 2012 - (JCN Newswire) - 全世界の人々とネットワークをつなぐ革新的技術を提供する企業、Cortina Systems, Inc. (Cortina)は、全世界で急成長中のPON市場での採用を加速化するPON製品ファミリを本日発表しました。これには、統合先進トラフィック管理付きのCS8124 Quad 10G EPON OLT、MDU展開用のCS8160 10G EPON ONU、およびホームゲートウェイ機能付きのCS8232 Dual Mode EPON/GPON ONUがあります。これらのパーツは、PONスペクトルの急成長中のセグメントをターゲットにしています。セントラルオフィス向けには、業界初の高密度10G EPON OLTのCS8124 10G EPON OLTが、ラインカード設計の費用効果向上のために、最新のSIEPONおよびDPoE規格をサポートする市場トップクラスのイノベーションを推進します。MDUアプリケーション向けには、Cortina CS8160 10G EPON ONU SoCデバイスが、高密度加入者トラフィック管理用に最適化されたクラス最高のアーキテクチャを搭載しています。ホームゲートウェイへの光ファイバ向けには、Cortina CS8232 Dual Mode EPON/GPON ONUに、全機能ハイエンドONUまたは費用効果の高いONUとして構成できる業界トップクラスの柔軟性を持つCortina Packet Expressアーキテクチャを搭載しています。Cortinaの新製品イニシアチブでは、システムプロバイダがエンドユーザに画期的な新サービスを提供するための、パラダイムシフトを促進します。

「グローバルPON設備収益は、EPONとGPONの健全な出荷増大により、第4四半期には前四半期比で27%増大しました。また、2012年には10G EPONの成長が開始し、2013~2016年に増大し続けると期待されています。」と、Infonetics Researchブロードバンドアクセスおよび動画部門ディレクティングアナリストのJeff Heynenは述べました。「この成長には、チップおよびシステムベンダが、ゲートウェイ ONUへのブリッジや、セントラルオフィスでのパスウェイから高密度ソリューションへのアップグレードなどの多様な製品を、通信事業者に供給する必要があります。Cortinaは、市場成長のスイートスポットにターゲットした製品をリリースしていきます。」

「Cortinaの新製品は、サービスプロバイダが革新的なEPON/GPON展開を提供し、コスト効果の高い低電力ソリューションを持つ10G EPONにマイグレーションする能力を加速します。」と、Cortina VPのRick Liは述べました。「彼らは、優れたエンドユーザーエクスペリエンスを提供するために、Cortinaの幅広い高パフォーマンスハードウェアと現場での実績のあるソフトウェア製品ポートフォリオのメリットを活用することができます。」

CS8124:クアッド10G EPON OLT

Cortina CS8124 10G EPON OLTは、サービスプロバイダの高密度10G EPONシステムの大容量展開ニーズに対応する業界初のクアッド10G EPON OLTです。 10G EPONマイグレーションでは電力要件が厳しく、短い開発期間が要求されるため、システムベンダは、4ポートOLTラインカード設計に最適化されたソリューションを求めています。CS8124の市場をリードするイノベーションでは、10G EPON MAC、SerDesおよびIEEE P1904.1 SIEPON準拠の省電力エンジンの4ポートを、費用効果の高い低電力デバイスに統合しています。CS8124ではまた、現場での実績のあるCortina CS8022 1G EPON OLTに基づいた先進的なトラフィック管理コアを搭載しています。これは、高価な外部スイッチまたはネットワークプロセッサなしに、バックプレーンへのシームレスな接続を可能にするものです。CS8124 SDKおよびリファレンス設計により、システムベンダは、CS8124ベースのラインカード設計を短期間で市場に投入することができます。

- 4つのSymmetricおよびAsymmetric 10G EPON OLTポート
4ポートおよび8ポートのラインカード設計向けに、電力とコストを最適化

- フルL2スイッチおよびVLAN処理を搭載した統合トラフィック管理
高価で電力消費の大きい外部スイッチまたはネットワークプロセッサが不要に

- PONポートごとの2048 LLIDを搭載したDPoE仕様をサポート
EPONにマイグレーションする北米MSOに、技術の柔軟性を提供

-IEEE1588v2、IEEE802.1AS、および1PPS+ToDタイミング同期をサポート
4G LTEネットワークで無線モバイルバックホールを実現

CS8160:10G EPON ONU

Cortina CS8160 10G EPON ONUは、CS8124とともに、システムベンダに包括的なend-to-endの10G EPONソリューションを提供します。クラス最高のアーキテクチャには、コスト効果の高い柔軟なMDU構成向けに、XAUIと4つのSGMIIポートが搭載されています。CS8160はまた、最大256人の加入者をサポートする統合トラフィック管理エンジンにより、ネットワーク事業者が、顧客からのトラフィックの管理とプロビジョニングの制御を、最大化することを可能にします。CS8124と組み合わせることで、CS8160は、ネットワーク上の電力負荷を大幅に軽減するSIEPON準拠のスリープモードをサポートします。

- 2048件の待ち行列と256人の加入者をサポートする10G EPON ONU
MDU展開の最適化

- 複数のLLIDなどのDPoE仕様に準拠
北米MSOのEPON技術へのマイグレーションをサポート

- IEEE1588v2、IEEE802.1AS、および1PPS+ToDタイミング同期をサポート
4G LTEネットワークで無線モバイルバックホールを実現

CS8232:デュアルモードEPON/GPON ONU

業界をリードする柔軟なシングルチップアーキテクチャのCortina CS8232 Dual Mode EPON/GPON ONUは、システムベンダが全市場にひとつのソリューションを設計することにより、リソースを最大化できるフル機能ホームゲートウェイONUまたはコスト効果の高いブリッジONUとして構成できます。Cortina CS8232 Dual Mode EPON/GPON ONUは、コスト節約とOAM (運用、管理および保守)機能により、運用コスト節減のために最適化できます。CS8232はリモート診断機能により、サービスプロバイダの運用コストを低減します。

- Cortina Packet Expressアーキテクチャ(組み込み高パフォーマンスCPU、優先順位付けされたチャネルアクセス付きのプロプライエタリDMA、およびパケットバッファ管理)
パイプライン化されたパケット処理を可能にし、スループットを最大化

- 先進的なOAMサポートには、IEEE802.1agとY.1731 CFMのサポートもCFMが、サービスプロバイダの運用と保守コスト削減を支援

- 統合省電力モード:IEEE802.3az EEE、IEEE1904.1 SIEPON、およびG.supp45

- ネットワークおよびユーザー側での省電力により、サービスプロバイダは、ネットワーク全体の電力と運用コストを節約します。

「Cortinaは、サービスプロバイダと緊密に協業することで、相互運用およびコンプライアンスを幅広くテストすることによって、ネットワークコンプライアンスと開発期間の短縮を確実にします。」と、Rick Liはコメントしました。「これらの追加によって、Cortinaの幅広い製品オファリング(SFU/MDU/HGU、EPON/GPON、10G EPON)は、全世界のPON展開の次の段階を促進します。」

Cortina Systemsについて

Cortina Systems, Inc.は、コアネットワークからホームネットワークへの次世代ネットワーク接続および効率的な回線容量提供を可能にする高性能通信半導体ソリューションの大手プロバイダです。弊社の幅広い製品ラインアップには、次世代光伝送およびPON (passive optical network)システム向けのキャリアクラス半導体デバイスや、データセンタ接続およびデジタルホームソリューションがあります。 さらに詳しい情報については、 www.cortina-systems.com をご覧ください。

お問い合わせ先:
Barbara Kolbl
Cortina Systems, Inc.
+1-916-293-0787
携帯電話:+1-408-594-9744
Barbara.Kolbl@cortina-systems.com