2012年12月12日 18時54分
株式会社メニコン

メニコン新たなビジョンをオランダで具現化

-- メニコンがエメンに4675平方メートルの多目的コンタクトレンズ施設を建設
-- 生産、物流、R&D、マーケティング、管理を担当する125人が同じビルで欧州全域に向けた一貫的サービスに取り組む

オランダ・エメン--(ビジネスワイヤ) -- コンタクトレンズ・メーカーの株式会社メニコン(名古屋市)は本日、欧州全域のお客さまの視力ニーズを満たすための長期的な取り組みにおいて最新の活動を発表しました。現在、新たな多目的施設をエメン(アムステルダムの140キロメートル北東)に建設しています。完成後、この施設で欧州大陸内外のお客さまに向けてオーダーメイド・レンズの製造と発送を行うことになります。

2013年7月に完成予定の新たな4675平方メートルの施設には、メニコン子会社のメニコン・ホールディングスBV(MHBV)とNKLコンタクトレンゼンの生産、流通、研究開発(R&D)、マーケティング、管理部門を同じ建物に集約します。全体で125人がここで働く予定です。

MHBVのアナトール・ディエプ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「当社の事務所スタッフと生産を担当する技術者が肩を並べて働くことは、当社のルーツと安全哲学を反映しています。当社創業者の田中恭一は、1950年に自らの手でレンズを作ることからスタートしました。私たちは、田中の品質に対する現場アプローチを基本としています。さらに、この建物の設計はメニコンが視覚企業であることを反映したものとなります。ガラスを多用することで、来訪者はレンズの製造過程を見られるようにします。」

新たな施設では、オーダーメイドの酸素透過性(ハード)レンズとソフトレンズの両方を製造し、敷地内の倉庫・物流センターから欧州全域に発送します(使い捨てレンズやレンズケア用品など、その他のメニコン製品も同様です)。

上の階では、世界中のコンタクトレンズ処方家を支援するために、研究者は革新的なレンズデザインを設計、技術者は効率的な生産プロセス、次世代のイージーフィット・ソフトウエアの開発に取り組んでいます。将来的な拡張の可能性を見据えて、この建物は必要に応じて拡張出来るよう、1万3000平方メートルの敷地の前部に建設されます。

NKLコンタクトレンゼンの共同マネジングディレクターのピーター・ネイハイスは、次のように述べています。「エメンは当社に非常に適した場所です。欧州の物流の中心に近く、豊かな技術と語学力を持つ優秀な人材が揃っています。中でも最高なのは、当社が地域社会から親身な支援と協力をいただいていることです。」

建築事務所のベルトマンが設計し、Sweegers en de Bruijnとバルテルスが技術コンサルタントを務めるこのプロジェクトは、Nieuwenhuijse Arends Construction and Risk Managementが管理しています。施工はHaafkens en Zonenが担当し、電気・機械インフラはKlein Poelhuisが担当しています。

現場の施工は11月1日に始まり、7月31日までの竣工を見込んでいます。その後2013年中の5カ月間に、メニコンのさまざまな部署が新たな施設に移ります。

メニコンについて

日本の名古屋に本社を置き80カ国以上に事業展開するメニコンは、素材開発、レンズ設計やレンズ製造からレンズ洗浄液までコンタクトレンズ関連の全分野を専門的に扱う世界で唯一のコンタクトレンズ会社です。メニコンはコンタクトレンズ、ケア用品、関連製品の革新的ラインアップの拡大に努め、快適さと便利さを最大限に高めています。当社はまた、ガス透過性コンタクトレンズの世界最大のメーカーです。

詳細については、城戸洋子(yokokido@menicon-net.co.jp)までご連絡いただくか、menicon.comまたは当社のオランダのウェブサイト(www.nkl.nl)をご覧ください。

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部長 城戸 洋子 (きど ようこ)
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