東京, 2022年3月4日 - (JCN Newswire) - 上場会社として日本初の専業電気自動車メーカー、クオンタムソリューションズ株式会社(以下「クオンタム」)は本日、子会社を通じて、江蘇公爵新能源自動車有限公司 (以下「江蘇公爵」)との間に、電気自動車の開発・設計・製造において潜在的戦略パートナーシップ関係の構築と提携に関する枠組み協議書(以下「協議書」)を締結した。江蘇公爵は中国江蘇省にあり、電気自動車を開発、製造する企業。今回の協議書の締結は、クオンタムの電気自動車分野への参入をさらに後押しして、ハイクオリティ・ローコストの小型電気自動車リーダーとなるための基礎を整えたといえる。
2022年1月、クオンタムの子会社で、クオンタムと株式会社FOMM (以下「FOMM」)の合弁企業であるQuantum FOMM Limited (以下「QF」)は、一部地域における「FOMM ONE」の製造・販売権を取得した。FOMM Oneは FOMMの最初の電気自動車モデルであり、日本での販売を認可された数少ない軽型電気自動車の1つである。
今回の江蘇公爵との協議書により、クオンタムは江蘇公爵の製造ノウハウと技術を活用し、既存モデル「FOMM ONE」の製造コストを削減することが可能となる。 また、クオンタムは、江蘇公爵の持つ技術や設計、および豊富な製品ラインアップを活用して、将来の電気自動車モデルの開発・設計に関する自社の長期的なロードマップを策定し、高品質で持続可能なモビリティソリューションのポートフォリオを拡大させる予定だ。
江蘇公爵は2011年に設立された会社で、江蘇省南通市の国家高新技術産業開発区に本社を置き、電気自動車の開発・設計と製造に専従している。同社は軽量アルミニウム合金と集成パワーシャシーのコア技術を持ち、その製品は一般用、商用、公共交通用を広くカバーしている。特筆するところは、その急速充電技術と大容量リチウム電池は15分の充電で600キロを走行できることだ。同社が開発した5車種の電気自動車はすでに中国と一部アジア市場で製造・販売されている。
FOMMは神奈川県に本社を置き、スズキ自動車の元エンジニアによって2013年に創立された会社。FOMMは数年をかけて開発したFOMM ONEは日本市場の特定ニーズに対応した4人乗り軽型電気自動車である。
日本では、軽型はコンパクトとの意味もあり、軽型車は日本の年間新車販売台数の約3分の1を占める。日本政府は2030年半ばまでにガソリン車の新車販売を禁止する方針で、2050年までの脱炭素化を打ち出している。このような背景において、FOMM ONEは日本の自動車市場において事業とシェアを拡大する好位置につけている。 クオンタムとQFはまた、日本に加えて、アセアンとラテンアメリカ地域へも事業を拡大させる方針である。これらの国や地方自治体は手頃で持続可能なモビリティソリューションをかつてないほどの力強さをもって受け入れているからだ。
クオンタムソリューションズ株式会社について (2338.T)
東京証券取引所に上場している電気自動車事業を営む企業。
Quantum FOMM Limitedについて
香港に登録しているクオンタムの子会社で、クオンタムと FOMMの合弁会社。クオンタムの電気自動車事業を担っている。
株式会社FOMMについて
2013年に設立、本社は神奈川県に置いている。研究開発とデザイン志向の、革新的な設計と技術で軽型電気自動車の企画・開発を行う電気自動車企業。
江蘇公爵新能源自動車有限公司
本社は中国江蘇省に置き、電気自動車と新材料を開発・設計・生産している会社。
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