2020年08月20日 15時04分
株式会社オウケイウェイヴ

『OKBIZ. for AI Chatbot』を「バーチャルオペレーター」と連携

https://www.okbiz.jp/solutions/okbiz-ai-chatbot/

このたびの取り組みは、当社が開発するAI「KONAN」(※1)を搭載したAIチャットソリューション『OKBIZ. for AI Chatbot』(※2)をモビルスの「バーチャルオペレーター」(※3)と連携させ、AIによる自動応答とオペレーターの操作による有人対応のハイブリッドな3Dアバター応対による新たな顧客サポート体験を提供します。
本ソリューションにおいては、AIチャットサポートの構築の際に、アバター(顧客に対して表示するイメージキャラクター)用の画像を一点用意するだけで、「バーチャルオペレーター」を通じて、表情などの自然な動きと合成音声による豊かな音声表現を加味した3Dアバターによる自動応答を行えるようになります。また、自動応答はすでに『OKBIZ. for AI Chatbot』への実装を通じて高い評価を得ているAI「KONAN」をそのまま利用できます。これにより高品質な顧客サポート体験におけるCS(顧客満足度)の向上や、よりスムーズな顧客サポートコミュニケーションを実現します。また、顧客の購買プロセスや、昨今のサブスクリプション型サービスの浸透による “使いこなしてもらう”“効果を出してもらう”ためのマーケティング・コミュニケーション活動などにも活用でき、ウィズコロナ時代におけるリモート接客の推進や来店頻度の低い接客窓口の業務効率化、サポート人材不足の課題解決等に寄与します。

なお、本ソリューションの本格的な市場展開に先駆けて、顧客サポート、非接触型の接客対応、デジタル版コンシェルジュなどの用途において、本ソリューションを用いた音声入力に対するAIの自動応答を行う実証実験に参加できる事業者を先着3社募集します。

当社は今後もQ&Aを土台にAIをはじめとする最先端の技術の開発やソリューション連携を図り、世界の発展や産業振興に寄与する製品サービスを提供していきます。

※1 AI「KONAN」は、当社が運営するQ&Aサイト「OKWAVE」に蓄積した3,700万件以上の「質問」と「回答」から構成される様々なジャンルのQ&Aデータを、日米で取得した特許技術(特許番号 第5885689号)をはじめとする当社独自の技術を用いて機械学習し、一般的な単語の関連性や様々な言い回し、さらには悩みと解決策の関連性を知識化して保持しています。これにより、AIの機械学習に必要とされるコーパス(言語資料)を用意することなく早期のAI導入が可能です。

※2 『OKBIZ. for AI Chatbot』は、オンライン上にて、入力されるお問い合わせにAIチャットボットが自動回答する顧客サポートソリューションです。AIチャットボットによる回答のデータベースとなる当社のFAQシステム「OKBIZ. for FAQ」に追加・更新するFAQデータを随時AIが自律的に機械学習することに加え、FAQに関連する単語もあわせて自動的に機械学習する「インテリジェンスラーニング」機能を搭載しています。AIチャットボットの運用の際に課題とされる回答データベースの二重管理や、回答シナリオの設定、チューニングといったメンテナンスを行うことなく、手軽に導入・運用ができます。

※3 「バーチャルオペレーター」は、モビルスのチャットサポート(自動応答/有人チャット対応)の技術に加え、コエステ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤信介)が提供する「声」の収集・蓄積・提供プラットフォーム「コエステーション™」、モーションポートレート株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田純一)のMP アニメーション技術を採用し、1枚の写真から動き、自然な声での接客を実現するバーチャルアシスタントです。企業のホームページ、駅、店頭のサイネージ、そしてスマートデバイスなど、動く「バーチャルオペレーター」によって、便利を超えた接客体験を提供します。詳細:https://mobilus.co.jp/press-release/16533

■『OKBIZ. for AI Chatbot』+「バーチャルオペレーター」実証実験募集要項
募集件数:3件(先着)
募集期間:2020年12月末まで
募集要件:本ソリューションを用いた「音声入力に対するAIの自動応答」の利用
<利用イメージ>
・来店頻度の低い施設および夜間帯の店舗に対する顧客サポート
・宿泊施設などにおける非接触型の接客対応
・テーマパークおよびイベント会場でのデジタル版コンシェルジュ
お問い合わせ先: https://www.okbiz.jp/contact/

■モビルス株式会社について
https://mobilus.co.jp/
モビルスは、テクノロジーでサポートを新しくするThe Support Tech Companyです。企業のコンタクトセンターや自治体向けに、AIチャットボット(自動応答)と有人応答によるシームレスなチャットサポートを実現するチャットシステム「mobiAgent(モビエージェント)(https://mobilus.co.jp/agent/)」や、電話自答応答システム「mobiVoice(モビボイス)(https://mobilus.co.jp/voice)」、問い合わせ導線を一元化しガイダンスとフローをビジュアル化する「Visual IVR」をはじめとした、顧客サポート業務を支援するソリューション開発を行っています。「mobiAgent」は200社以上に導入実績があり、2年連続でチャットボット市場売上シェア1位を獲得しました(出典:「ITR Market View:ビジネスチャット市場2019」)。
また、LINE株式会社が提供する各種法人向けサービスの販売・開発のパートナーを認定する「LINE Biz-Solutions Partner Program」の「LINE Account Connect」部門において、「Technology Partner」の「Silver」、特別賞の「Chat/Voice Award」を受賞、さらに「Technology Partner」コミュニケーション部門の「Silver」を獲得、 「Planning Partner」に認定されています(https://mobilus.co.jp/press-release/21366)

■株式会社オウケイウェイヴについて
https://okwave.co.jp/
株式会社オウケイウェイヴは1999年7月設立。「互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する」ことを目指し、日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE(https://okwave.jp)」を2000年1月より運営しています。法人向けには、「OKWAVE」の運営ノウハウを基にした、大手企業、自治体の600サイト以上が導入する国内シェアNo.1のFAQシステム「OKBIZ. for FAQ / Helpdesk Support(https://www.okbiz.jp/service/biz-faq-helpdesk/)」や、顧客参加型サポートコミュニティツール「OKBIZ. for Community Support(https://www.okbiz.jp/service/okbiz-cs/)」、顧客サポートAIソリューション「OKBIZ. for AI Chatbot(https://www.okbiz.jp/service/okbiz-ai-chatbot/)」、サンクスカードサービス「OKWAVE GRATICA」(https://thanks-economy.com/gratica/)などを提供しています。2006年6月に株式上場(証券コード:3808)。今後は、AI、ブロックチェーン、情報セキュリティの各技術を組み合わせて、感謝されている人がより報われる社会を目指す「感謝経済」プラットフォーム(https://thanks-economy.com/)の拡大に向けたサービスを提供していきます。

※記載された商品名、製品名は各社の登録商標または商標です。

【このプレスリリースについてのお問い合わせ先】
株式会社オウケイウェイヴ 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス7階
TEL:03-6841-7674/FAX:03-6841-7682
マーケティング部 広報:宮城 重幸:miyagi@okwave.co.jp