2015年08月04日 14時47分
昭和電工

昭和電工グループの植物育成用LED 光源及びアルミニウム製架台がセキシン電機の天然芝生長促進用LED 照明システムに採用

TOKYO, Aug 4, 2015 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)の植物工場向けLED光源とアルミニウム製架台が、セキシン電機株式会社(社長:東野 真)とソニービジネスソリューション株式会社(社長:宮島和雄)が共同開発した天然芝生長促進用LED照明システムに採用されました。

電気器具製造のセキシン電機株式会社は、2012年から日照が不足することにより発芽・育成時期が限られるというスポーツターフの欠点に着目し、年間を通して良好なピッチコンディションを保つことをめざして、サッカーJ1の鹿島アントラーズを運営する株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(社長:井畑 滋)、ソニービジネスソリューション株式会社、国立大学法人信州大学(谷口彬雄名誉教授、松村英生准教授)と共同で、LED照明装置による寒地型・暖地型(※)の芝育成に関する研究を進めてきました。
※生育適温が異なる芝のタイプを示す分類です。

今回採用された当社のLED光源は世界最高水準の発光効率をもち、植物の光合成に最適な深紅色(波長660nm)と、青色(波長450nm)の素子を搭載することで、芝の光合成を効率的に促進し、電力消費の抑制に貢献しています。深紅色と青色の光量と時間は調整が可能で、様々な品種に合わせて照射条件を最適化できます。同じく採用された当社グループの軽量アルミニウム製架台は、芝への荷重負担軽減につながっています。

当社の植物工場技術は、植物の品種にあわせた最適な光を選択的に照射することで、蛍光灯および固定式のLED照明を使用した工場に比べ高速に栽培することができ、露地栽培では実現できない品質の植物の生産も可能になります。当社は高品質で安定的な供給を実現する植物育成システムの普及を目指し、栽培技術の研究開発を進め、安全安心な植物の安定供給に貢献してまいります。

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概要:昭和電工株式会社

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