2015年02月16日 17時33分
昭和電工

昭和電工、「資源有効利用促進等資金利子補給金制度」に基づく借入を実施

Tokyo, Feb 16, 2015 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、川崎事業所における使用済みプラスチックのガス化設備増設に関する投資を対象とした経済産業省の「平成26年度資源有効利用促進等資金利子補給金事業」の認定に基づく融資を、1月30日に株式会社日本政策投資銀行より受けました。

「資源有効利用促進等資金利子補給金事業」は、金融機関が行う資源の有効利用促進に係る設備投資向けの融資に対し、国が利子補給を実施し、再生資源の利用の促進等を図ることを目的とするものです。

川崎事業所では、基礎化学製品の一つであるアンモニアを生産しています。アンモニアを合成する際の原料となる水素の一部は、使用済みプラスチックをガス化して製造していますが、使用済みプラスチックの原料利用率を高める目的から、このガス化設備の増強を計画しています。設備の増強完了後は、使用済みプラスチックの原料利用率を60%以上にまで高めることが可能となります。

今般、処理能力増加に伴う使用済みプラスチックの原料利用率の向上が、資源有効利用と循環型社会形成に寄与するとして、上記利子補給金事業の認定を受けることとなりました。

アンモニアは合成繊維の製造や自動車・建設機器部品の金属表面処理などの工業用途のほか、火力発電所やゴミ処理施設の排煙に含まれる窒素酸化物(NOx)の除去に使われており、社会には欠かせない役割を担っています。また、使用済みプラスチックを原料の一部に使用した当社の液化アンモニア「エコアン(R)」は、電力会社からグリーン調達品として認定を受けるなど、高い評価を得ています。

当社グループは製品・事業を通じた社会貢献を経営理念に掲げ、事業運営を行っています。今後も環境・社会基盤に不可欠な製品の販売を通じて、お客様や地域の皆様の期待に応えていきます。

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