2012年07月03日 19時04分
ジャパンソウル半導体株式会社

ソウル半導体が従来品の5倍明るいLED “nPola”の開発に成功

-- LEDの父、中村修二教授が絶賛するソウル半導体の新製品
-- 従来品より5倍以上の明るさを実現する世界初のLED技術を公開

韓国ソウル市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界有数のLED (発光ダイオード)専業メーカーのSeoul Semiconductor Co., Ltd. (本社:韓国ソウル市、代表取締役社長  イ・ジョンフン)は、本日韓国ソウル市鐘路区小公洞のプラザホテルで、次世代の照明市場を先導する核心技術を用いたLED新製品を発表しました。

公開した新製品は、ソウル半導体が10年以上開発してきた独自の特許技術を用いた製品で、発光効率が画期的に改善されており、既存のLEDチップに比べて、同一面積で5倍以上の明るさを実現可能となっています、今後、この無極性(Non-polar) の技術を改良することで10倍以上の明るさが可能となります。現在量産されているパワーチップLEDの光束強度は100ルーメン程度ですが、今回、ソウル半導体が公開した製品は500ルーメンで、既存品の5倍の明るさに相当します。身近な例で説明すると、60Wの家庭用白熱電球を代替するLED電球を製作すると、通常では10~20個のLEDが使用されますが、今回の新製品ではわずか1~2個のLEDパッケージだけで同じ明るさを実現できることになります。

イ社長は、「この20年間はLEDと向き合うことだけに専念してきました。今回の新製品はその20年間に渡って磨き続けてきた核心技術の集大成と考えていただいて問題ありません。これがLED光源の最終的なゴールとなります」と大きな自信を表明しました。ソウル半導体は、新製品の生産を早速開始し、海外の戦略的市場を中心に販売を行う予定でいます。

この日の新技術発表会には「LEDの父」として知られる中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授 も出席しました。ノーベル物理学賞の候補の呼び声高い中村教授はカリフォルニア大学の研究者でありながら、ソウル半導体の顧問も務めており、ソウル半導体の技術について「ソウル半導体の技術力と競争力は世界市場でもトップクラスであり、この製品はLED照明の技術の進歩においてマイルストーンとなるでしょう」とコメントしました。

このイベントでは、新製品の発表だけでなく、ソウル半導体の主力製品となるAcrich、白色LED、UVなどを体験することができるブースが設置され、参加者の注目を集めました。


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