2014年11月17日 12時55分
Streaming Video Alliance

業界大手企業がオンライン動画の未来のためにオープンアーキテクチャの創出を推進するStreaming Video Allianceを発表

San Francisco, 2014年11月17日 12時05分 - (JCN Newswire) - オンライン動画エコシステムの大手企業が、Streaming Video Allianceを合同で設立する意図を本日発表しました。このアライアンスは、高品質の消費者エクスペリエンスを確保しつつ、オンライン動画用インフラを拡張するアーキテクチャ、標準およびベストプラクティスの創出を促進します。アライアンスには、オンライン動画バリューチェーン全体から次のような業界大手企業が参画する予定です。Charter Communication、シスコ、Comcast、EPIX、Fox Networks、Korea Telecom、Liberty Global、Limelight Networks、Major League Baseball、Qwilt、Telecom Italia、Telstra、Ustream、Viacom、Wowza、Yahoo!

Streaming Video Allianceについて

この記念すべきアライアンスは、コラボレーションを深め、イノベーションを加速し、モバイルおよび固定ネットワークでオンライン動画が世界の消費者に向けてストリーミングされる方法を変えます。それにより、次のような3つの初期重点分野で、主要業界とオンライン動画エコシステムの課題に対応します。

-- オープンアーキテクチャ: オンデマンドおよびライブのオンライン動画の成長を支えるネットワークとクラウドをベースにしたストリーミングとキャッシングのインフラのアーキテクチャと機能の仕様の定義

-- QoE (Quality of Experience): コンテンツプロバイダ、ネットワーク事業者、および消費者向けに動画ストリーミングエクスペリエンスの品質の定義、評価、最適化、報告書作成の共通アプローチの作成

-- 相互運用性: コンテンツプロバイダ、コンテンツデリバリネットワークおよびネットワーク事業者が高解像度で高品質の動画を全世界の消費者に効果的にストリーミングするための、相互運用性とパフォーマンスの標準化の作成

オンライン動画の機会と業界コラボレーションのニーズ

テレビ視聴の世界は、放送システムからストリーミング動画へ急速に移行していますので、エコシステムのすべての企業にとって課題は深刻です。オンライン動画の問題は非常に大きいため、動画ストリーミングの拡張、コンテンツプロバイダ、ネットワーク事業者、およびコンテンツデリバリネットワークの運用要件、消費者の期待するQoEに対応できる新しいオープンアーキテクチャが必要になっています。

高解像度のストリーミング動画に対する消費者需要は指数関数的に増加しています。このようなオンライン動画消費への需要の大きさやシフトの進行を考慮し、新しいオープンアーキテクチャの創出や、オンライン動画の発展継続に向けたコラボレーションを深めるために、業界大手企業が集結しました。

「オンライン動画への流れは自然な動きであり、現在我々に見えている消費者需要は氷山の一角に過ぎません。」と、Streaming Video Alliance設立メンバーでStreamingMedia.com幹部のDan Rayburnは述べました。「業界アライアンスのニーズは明らかで、参加企業の能力や幅広さには印象付けられました。参加企業の貢献を考えると、ストリーミング動画エコシステム全体と消費者は、このコラボレーションから必ずや大きな利益を得ることでしょう。」

Streaming Video Allianceについて

2014年に設立されたStreaming Video Alliance (SVA)は、オンライン動画エコシステム全体で、オープンアーキテクチャのための標準やベストプラクティスを開発し、オンライン動画バリューチェーン全体で運用するといったコラボレーションを深めるための団体です。SVAは現在、オープンアーキテクチャ、QoEおよび相互運用性に関する課題とソリューションの洗い出しに重点的に取り組んでいます。さらに詳しい情報については、 www.streamingvideoalliance.org をご覧ください。

Pam Njissang
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