2014年07月02日 17時02分
DecaWave

DecaWave、高精度屋内測位と通信のためにDWM1000モジュールを発表

Dublin, Ireland, 2014年7月2日 15時45分 - (JCN Newswire) - ファブレス半導体企業のDecaWaveは、業界でもっとも正確な屋内測位および通信CMOSチップのDW1000をベースにした初のモジュールのDWM1000を、本日発表しました。

新型DWM1000モジュールにより、さらに幅広いオーディエンスがDecaWaveのDW1000および技術にアクセス可能になり、屋内測位と通信の精度、コスト効果、および電力効率が今までにないほど向上します。お客様は、プラグアンドプレイソリューションのようにシンプルかつ迅速に技術を統合して、高周波(RF)設計に関する開発コストとリスクを削減できるようになりました。

DWM1000には、RF設計に必要なすべてが集積されています。DW1000チップ、アンテナ、バラン、クリスタルおよび受動部品はすべて、23 mm x 13 mm x 2.9 mm 24ピンのサイドキャスタレーションパッケージに収められています。

このような集積度の高さは、モジュールおよびサブシステム製造の世界大手企業のLG Innotekと、DecaWaveの協業により実現したものです。これにより、ポータブル機器などのサイズ制限の厳しいアプリケーションでも、DWM1000の使用が可能になりました。

DWM1000は、IEEE802.15.4-2011 UWB準拠の無線トランシーバモジュールです。DecaWaveのDW1000 ICをベースにしており、リアルタイム位置情報システム(RTLS)によって10 cmの精度で目標の位置を測定できます。最大6.8 Mb/sの高いデータ転送速度の通信が可能で、無線センサネットワーク(WSN)アプリケーションにも最適です。LOS (Line of Sight)は最大290 m、NLOS (Non-Line of Sight)は最大35mと非常に広い通信範囲をベースにして、システムコストを削減し、必要に追加インフラを減らします。

迅速なプロトタイピングから小中規模のアプリケーションまで、DWM1000はもっとも先進的な測位技術を統合したいお客様に最適です。

DWM1000はDigikeyまたはSemiconductorestore.com( http://bit.ly/1pVDovR )で、少量の場合$30から、5,000~10,000個の場合$15から購入可能です。

DecaWaveについて

DecaWaveは、IEEE802.15.4a規格準拠の集積回路製品ファミリ、ScenSorを開発する先駆的なファブレス半導体企業です。この製品は、非常にコスト競争力が高く、超省電力で、今まで達成不可能だった±10cmの必要精度レベルで、屋内環境の任意の目標や人や物体の位置を電子的に特定可能です。

同社の主力DW1000チップは、ファクトリーオートメーションおよびビル自動化、農業、ヘルスケア、ePOSおよび小売、倉庫などの多様な市場のアプリケーションで使用され、1,800以上の企業、研究センタ、個人などから関心を集めてきました。DecaWaveの本社はアイルランドのダブリンにあり、フランス、韓国、台湾、および米国に事務所があります。 http://www.decawave.com/

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