2012年06月14日 12時29分
BIOTRONIK

EndosenseおよびBIOTRONIK、新型TactiCath(R) Quartz力検出アブレーションカテーテルのCEマーク認可と、初の臨床使用を発表

EndosenseおよびBIOTRONIK SE & Co. KGは、EndosenseのTactiCath(R) Quartz力検出アブレーションカテーテルが、ヨーロッパでCEマークの認可を受けたことを発表しました。新型機器を使用する最初の事例は、ヨーロッパの3か所のセンターの以下の有名な医師によって実施されました。University Hospital of GenevaのD. Shah博士、バートエーンハウゼンの心臓・糖尿病センター、ミュンヘンのUniversity Hospital GrosshadernのR. Wakili博士およびH. Estner博士。

TactiCath(R) Quartzは、電気生理学ラボでの多くの技術および実用的進歩を提供する第3世代機器です。主なイノベーションには、安定性と精度を増大し、術前検定を回避する新型力センサ、ラボ統合を簡易にする設備設置面積の小ささ、ユーザーフレンド里なグラフィカルインターフェース、画像処理機器などのラボ設備への接続を容易にする拡張信号処理とデジタル出力などがあります。

「私は、TactiCath(R)を長く使用してきましたので、Quartz世代がこの分野での大きな改善であることがわかります。」と、Shah博士は述べました。「新型力センサ技術により、力信号の正確性にさらに確信を持てるようになりました。さらに、50Hzサンプリング率により、ディスプレイの精度が劇的に増大しますので、リアルタイムに力のかかり具合の詳細がすべてわかります。」

また、TactiCath(R) Quartzで初めて、カテーテルアブレーション手術中の病変品質のリアルタイム兆候を改善する画期的なLesion Index (LSI)パラメータが導入されました。Endosenseにより初めて開発されたLSIは、RF電力、アブレーション、および接触力により、病変発生を関連付ける先進アルゴリズムです。Heart Rhythm 2012でプレゼンテーションされた臨床データは、LSIが肺静脈隔離術(PVI)の後に、再接続のリスクを予測する統計的有意性の高いパラメータとして、現在利用できる中で最善のものであることを示しています。

TactiCath(R) Quartzは、以前のTactiCath(R)機器の2年以上の幅広い商業利用実績から生まれたイノベーションです。Endosenseは、この第3世代機器が、この分野で新しい標準となると信じています。

TactiCath(R) Quartzは、心房細動(AF)と上室性頻拍症(SVT)の治療で、CEマーク認可されました。この新型機器と付属のTactiSysシステムは、ヨーロッパで、Endosenseの流通パートナーのBIOTRONIKを通じて、市販されています。

BIOTRONIK SE & Co. KGについて

BIOTRONIK は、世界でも有数の心臓血管系医療機器メーカーで、数百万個の機器の埋め込み実績を誇っています。全世界の従業員数は5,600人以上で、このグローバルスタッフを活かして100か国以上で営業を行っています。BIOTRONIKは、医療の世界に関する深い知識があることでも知られており、医師が直面する課題を評価し、診断から治療や患者管理まで、患者ケアの全段階で最善のソリューションを提供しています。BIOTRONIKとその成功の特徴は、品質、イノベーション、信頼性であり、全世界の医師と患者の皆様に信頼と安心をお届けしています。

Endosenseについて

2003年にジュネーブで設立されたEndosenseは、心不整脈治療のためのカテーテルアブレーションの有効性・安全性・アクセシビリティの改善、専門にしている医療技術企業です。同社は、カテーテルアブレーション手術中に、医師にリアルタイムの客観的な接触力測定法を提供する初の力検出アブレーションカテーテルのTactiCath(R)の開発により、カテーテルアブレーションの接触力測定法の利用を開拓しました。Endosenseは、Edmond de Rothschild Investment Partners、Neomed、Gimv、VI Partners、Sectoral Asset Management、Ysios Capital PartnersおよびInitiative Capital Romandieにより資金提供されています。詳しい情報は www.endosense.com をご覧ください。

注意:米国ではTactiCathは治験用医療機器です。米国連邦法により、治験用に限定されています。

公表の際には、弊社にコピーを提供ください。


BIOTRONIKグローバルお問合せ先:
Sandy Hathaway
グローバルコミュニケ―ション、シニアディレクター
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メール:sandy.hathaway@biotronik.com

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