2012年6月、efu Investment Ltd(所在地：オークランド、CEO：福武英明氏)主幹、株式会社グローバルウォーター（東京、堀内拓矢社長）日本統括、によるプロジェクトグループにより、ニュージーランド産ミネラルウォーターの日本向けバルク輸送トライアルが実施され、成功裏に終了しました。

ミネラルウォーター類の輸出入に際しては輸出国で最終容器に充填された商品が出荷されるのが一般的ですが、今回のプロジェクトはニュージーランド産ミネラルウォーターが大容量タンクで輸送され、日本国内で最終容器に充填された初の事例となりました。

本件においては、ニュージーランド北島に位置する水源施設で24トン相当のミネラルウォーターがコンテナ内に設置された大容量袋状タンク（フレキシタンク）に充填され、海上輸送にて日本に運ばれました。当該ミネラルウォーターは日本の受入港における成分検査において国内清涼飲料水規格基準を満たすことが確認され、その後、国内の飲料水充填工場に輸送され最終容器であるペットボトルへの充填が行われました。

実務面での更なる研究を通じ、ロジスティクス効率化、原産国における製造負担の軽減、災害時における飲料水輸送など、今回のバルク水輸送トライアルの応用機会として様々な用途分野の可能性が想定されます。

efu Investmentによる主幹の下、当プロジェクトは日本とニュージーランドの複数の企業の共同により行われ、日本における実務はグローバルウォーターが統括しました。

プロジェクトの主な参画企業
efu Investment Ltd.（プロジェクト企画及び統括、在ニュージーランド）
Aqua Naida Ltd.（ファシリテーション、在ニュージーランド）
株式会社グローバルウォーター


本件に関するお問い合わせ先
株式会社グローバルウォーター 　担当：堀内
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