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2013年10月30日 10時10分

芝浦工業大学、GaN半導体研究にシルバコのデバイス・シミュレータAtlasを採用

株式会社シルバコ・ジャパン(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:デイビット・ハリデー)は、芝浦工業大学電子工学科半導体エレクトロニクス研究室(所在地:東京都江東区 豊洲キャンパス)がGaN系化合物半導体の研究にシルバコのデバイス・シミュレータAtlasを採用したことを発表しました。
Yokohama, 2013年10月30日 10時00分 - (JCN Newswire) - 株式会社シルバコ・ジャパン(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:デイビット・ハリデー、以下シルバコ)は、芝浦工業大学電子工学科半導体エレクトロニクス研究室(所在地:東京都江東区 豊洲キャンパス、以下芝浦工業大学)がGaN系化合物半導体の研究にシルバコのデバイス・シミュレータAtlasを採用したことを発表しました。

芝浦工業大学では、今後大きな成長が期待されるパワーエレクトロニクス分野に向けたGaN系化合物半導体の応用研究を行っています。パワーエレクトロニクス研究センター長の赤津観准教授のもと、研究の更なる推進を行うため、化合物半導体の解析において多くの実績を持つシルバコのデバイス・シミュレータAtlasを採用しました。

Atlasには化合物半導体のデバイス・シミュレーションに必要な電気特性、温度特性、周波数特性を高精度に解析する豊富なモデルが搭載されています。また化合物系半導体のようなバンドギャップの大きな材料向けに独自の解析ソルバを搭載しており、高い収束性を実現しています。

Atlasは多数の企業、大学、研究機関で幅広く使用されており、化合物半導体を含む新材料を使った半導体デバイスの研究開発に役立てられています。

ワイドバンドギャップ・デバイス製作担当の芝浦工業大学 石川博康准教授は、次のように述べています。「昨今のGaN系化合物半導体の研究開発において、それぞれの材料の物性を反映した最適な設計を行うためには高い信頼性を持つデバイス・シミュレータが欠かせません。シルバコのAtlasは当研究室が要望する解析機能を満たす最適なツールであり、Atlasを活用することにより研究が加速していくことを期待しています。」

シルバコのCEOであるデイビット・ハリデーは、次のように述べています。「芝浦工業大学に化合物半導体での優位性、実績が認められ、Atlasを採用いただいたことを大変うれしく思っています。化合物半導体のシミュレーションは、シルバコが長年にわたり開発、実績を重ねてきた分野です。近年パワーエレクトロニクス分野への注目とともにこれまで以上にお客様の支持を得ています。今後もお客様の技術革新に貢献できるよう、製品の向上により一層努めてまいります。」

概要:株式会社シルバコ・ジャパン

株式会社シルバコ・ジャパンは、1989年に現在のSilvaco, Inc.の日本支社として設立、1995年に日本法人として登記されました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるトップ・カンパニーを目指し、技術サポートと営業の強化、研究開発環境の拡充に全力をあげています。事業拠点を横浜本社および京都オフィスに構え、充実したサービスを展開しています。 www.silvaco.co.jp

お問合せ先:
株式会社シルバコ・ジャパン
〒244-0801 横浜市戸塚区品濃町549-2 三宅ビル4F
ジェネラルマネージャー 古井
TEL: 045-820-3000
FAX: 045-820-3005
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